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静岡の自然と共に木材文化を未来につなぐ
静岡木材業協同組合 静岡市葵区安西2丁目21番地 tel:054-271-7288
公共建築における
材・工分離発注について
- 全国に先駆けた静岡木協の取り組み-
静岡木材協同組合は、昭和61年以降、駿府城公園(当時は駿府公園)整備事業の一環として、駿府城巽櫓・東御門の復元工事ならび駿府匠宿建築工事の発注に際して、所要木材を直接静岡市より、本体工事とは別に分離発注契約として受注しました。
当時は「公共建築における材・工分離発注」は全国でもその例が見ることができないものでした。その一連の分離発注の概要をご紹介します。
静岡木協と静岡市が「地元木材の意義」について相互理解を深めながら、一体となって、さまざまな課題を乗り越えながら取り組み、成功をおさめることができました。
本事業の成果により、当組合に対する信用は揺るがないものとなり、平成15年静岡市の住宅の地産地消として具現化された住宅助成「柱プレゼント事業」の窓口として認められることになりました。
また、静岡県での治山事業での木製パネル導入・大型木造民間福祉施設「竜爪園」への用材納品等、木材需要拡大へ向けた組合の取り組み指針になりました。
材・工分離発注の必要性
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地元材の活用を図る。
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優良長尺大径材の集荷には専門家のネットワークと審査に日時を要する。
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公共建築の所要木材として吟味した材の提供には、伐り旬への留意晴らし天然乾燥などの長期の養生を必要とする。
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これらの作業は、本体工事契約とは分離して、事前に発注準備することが必要不可欠である。

静岡市における事例
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